下田伊東園ホテルはな岬
伊東園ホテルグループの「下田伊東園ホテルはな岬」に行ってきました。
伊東園ホテル直行バス
伊東園ホテルは、首都圏から各ホテルまで直行バスで送迎してくれます。
通常、新宿から「下田伊東園ホテルはな岬」までは往復で3,000円になりますが、キャンペーン中のため無料で行くことができました。キャンペーンは6月30日までです。
新宿発の伊東園ホテル直行バスは、新宿西口の京王プラザホテル前から出発します。伊豆の熱川、稲取、下田方面の各伊東園ホテルに宿泊するお客さんを乗せて、9:00に出発です。集合は8:45です。
バスの乗車口にどの方面に向かうのかが掲示されます。
途中2か所のサービスエリアでトイレ休憩と食事休憩を取ります。
小田原休憩所
小田原の休憩所に10:10に到着し、10分間のトイレ休憩を取ります。バスのフロントガラスに、出発時間が掲示されます。
小田原は二宮尊徳生誕の地です。
天気が良ければ、富士山を眺めることができます。
伊豆高原道の駅
二回目のトイレ休憩と食事休憩をあわせて、伊豆高原道の駅で12:10~12:40まで30分間の休憩を取りました。
伊豆高原道の駅では、牡蠣祭り開催中です。
足湯で出発まで過ごすこともできます。
伊豆高原道の駅を出発すると、あとは各伊東ホテルまで直行です。
「伊東ホテル熱川」に予定通り13:00頃到着し、その後「伊東園ホテル稲取」に向かいました。
「伊東園ホテル稲取」周辺は道が狭いため大型バスが入れないので、稲取漁港付近で「伊東園ホテル稲取」の小型送迎バスに乗り換えます。(13:20頃)
下田伊東園ホテルはな岬
「下田伊東園ホテルはな岬」には14:00頃に到着です。
「下田海浜ホテル」に宿泊する方は、そこから送迎バスに乗って「下田海浜ホテル」に向かいます。
下田伊東園ホテルはな岬の外観です。
下田伊東園ホテルはな岬の館内設備
ロビーには、帰りのバスの到着を待っていた人たちで賑わっていました。
伊東園ホテルの直行バスは、ホテルに宿泊するお客さんを乗せてきたバスに、帰りのお客さんを乗せて帰ります。
伊東園ホテルは、館内の設備をほぼすべて無料で利用できます。
ロビーの横にある無料のビリヤードコーナーです。
2Fにある無料のカラオケルームです。
売店は有料です。
フロントロビーの付近に「浴衣コーナー」があり、自分のサイズの浴衣を部屋に持参します。
エントランスの脇にある足湯です。
下田伊東園ホテルはな岬の室内
部屋は、4Fにあるマウンテンビューのツインの洋室でした。
机の上には、湯沸かしポット、ティッシュ、へアドライアーが備え付けれています。
冷蔵庫とクローゼットです。冷蔵庫は自由に飲み物を入れることができます。
下田伊東園ホテルはな岬の大浴場
エレベーターで2Fに降りて、左手に向かうと大浴場の案内があります。
大浴場の利用時間は、15:00~24:00と5:00~11:00です。
階段を昇りきると、正面に入り口があります。
中は、畳敷きの休憩スペースです。
休憩スペースを右手に入ると、男湯と女湯の入り口があります。
男湯の入り口です。
貴重品ロッカーが備え付けられています。
脱衣所です。この外に露天風呂があります。
露天風呂です。
大浴場です。
洗い場です。
温泉成分表には、加水、加温は行わずに、循環、ろ過、消毒を行っていることが書かれています。
男湯の入り口を出たところに給水機が置いてあります。
下田伊東園ホテルはな岬の夕食バイキング
下田伊東園ホテルはな岬の夕食会場です。
夕食時間は18:30~20:30で、最終入場が20:00です。
伊東園ホテルグループの夕食はバイキング形式で、アルコールが飲み放題です。
ビール、酎ハイ、日本酒、ハイボール、ソフトドリンクなどが用意されています。
3月18日まで蟹も食べ放題です。
甘エビ、鯛のお刺身、ちらし寿司。
ちくわとレンコンの天ぷら、海鮮焼き。
ジャガイモのニンニクバター醤油炒め、アサリの酒蒸し、チャーハン、日替わりパスタ。
漁師鍋などの鍋が3種類。
ラーメンとうどん。
デザートは、大福とわらび餅、アイスクリームが2種類。
特別料理として、金目鯛の煮つけ、和牛のステーキ、伊勢海老の鬼殻焼きを1,000円で注文できます。
16:00までに注文します。注文した方は夕食会場の座席が指定されます。
下田伊東園ホテルはな岬の朝食バイキング
朝食も夕食と同じ会場で、バイキング形式です。
時間は7:30~9:00で、最終入場が8:30です。
手前はうどんで、奥は鮭とあじの焼き魚です。
ジャーマンポテト、ブロッコリーの玉子あんかけ、野菜の煮物。
手前からたこ明太、たこわさび、イカ刺松前、イカの塩辛。
そばと納豆。
パンが数種類。
デザートは、グレープフルーツとフルーツポンチ。
コーンフレークもあります。
下田伊東園ホテルはな岬周辺の観光スポット
下田伊東園ホテルはな岬に到着(14:00頃)した後夕食までの時間や、翌日帰りの送迎バスが到着(14:00頃)するまでの時間に、散策できます。
下田市魚市場
下田伊東園ホテルはな岬を出て、海に向かって左側の目と鼻の先に「下田市魚市場」の大きな建物があります。
金目鯛の水揚げ日本一だそうです。
下田市魚市場に向かって右端にある「市場の食堂」です。
道の駅開国下田みなと
下田市魚市場の向かい側に、下田観光案内所などが入った「道の駅開国下田みなと」があります。
お土産を買ったり、下田観光案内所で観光マップなどを入手できます。
金目鯛のお寿司が一皿130円で食べられる回転ずし「魚どんや」です。
伊豆クルーズ遊覧船
「道の駅開国下田みなと」の先を進むと、伊豆クルーズ遊覧船の乗り場があります。
黒船をイメージした遊覧船。
龍馬志の像
伊豆クルーズ遊覧船の乗り場を後にして、海岸線沿いに初代アメリカ総領事館が置かれた玉泉寺や吉田松陰が密航を企てた弁天島に向かって進むと、坂本龍馬の銅像がありました。
なぜ下田に龍馬の像があるのか不思議だったのですが、この謎はのちほど解けました。
玉泉寺
初代アメリカ総領事館が置かれた玉泉寺です。
アメリカ総領事のタウンセントハリスが、玉泉寺を住居として、アメリカ総領事館の旗を掲揚した場所です。
日露交渉の史跡もあります。
玉島神社
玉泉寺から弁天島に向かう途中に立派な銅像が見えたので、立ち寄ると「吉田松陰先生像」でした。
吉田松陰先生像は、玉島神社の境内にありました。
吉田松陰が、金子重輔とともに姉崎海岸より下田湾内に停泊中の米旗艦ボーハタン号に搭乗して渡航を図ろうとしましたが、叶わなかったと記されています。
吉田松陰踏海企ての地
玉島神社から海に向かうと弁天島に着きます。
弁天島にも吉田松陰が密航(踏海)を企てた場所である旨の立て看板があります。
ペリーロード
下田伊東園ホテルはな岬を出て、海岸線沿いに右手の方向に15分ほど歩くとペリーロードがあります。
ペリーロードは昔の花街に沿った道で、ペリー提督の散歩道だったそうです。
ペリーロードの起点のあたりにある澤村邸です。
下田ではよく見られるナマコ壁です。
ペリーロード沿いの川では、カモが泳いでいます。
ペリーロードをまっすぐ進んでいくと、下田条約が締結された了仙寺に着きます。
長楽寺
ペリーロードを了仙寺に向かう途中の左手の山の中腹に、日露和親条約が締結された長楽寺があります。
日露和親条約により日本とロシアの国境が定まり、択捉(エトロフ)島と得撫(ウルップ)島の間に境界を置き、択捉(エトロフ)・国後(クナシリ)・歯舞(ハボマイ)・色丹(シコタン)は日本領に、得撫島以北の千島列島はロシアに属し、樺太については日露両国人の雑居を認めることになったそうです。
了仙寺
ペリーロードの突き当りが、了仙寺の門です。
了仙寺の本堂。
立て看板には、日本側全権「林大学頭」とペリー提督の間で、日米和親条約付録下田条約が締結されたと書かれています。
了仙寺本堂に横のわき道を入っていくと、「了仙寺横穴遺跡」があります。
横穴遺跡。
宝福寺
了仙寺からマイマイ通りを伊豆急下田駅に向かうと、左手に宝福寺にあります。
宝福寺に、坂本龍馬飛翔の地という大きな看板があり、ここで龍馬と下田の関係がわかりました。
ハリスに仕えた唐人お吉のお墓があります。
宝福寺の本堂。
坂本龍馬飛翔の地の石碑。
日米和親条約により下田が開港された際に、宝福寺が新たな奉行所になったそうです。
また、土佐藩主の山内容堂が宝福寺に宿舎をとった時に、勝海舟が訪れて坂本龍馬の脱藩の罪の許しを請い認められたそうです。
この時から、坂本龍馬が飛翔するのですね。
下田の透明な海
下田伊東園ホテルはな岬から少し足を延ばして、下田海中水族館や和歌の浦遊歩道、鍋田浜海水浴場などに行くと、透明度の高い美しい海を眺めることができます。海の透明度が高く海底がよく見えます。
下田海中水族館
下田海中水族館の入り口では、ウミガメが泳いでいます。
和歌の浦遊歩道
下田海中水族館から鍋田浜海水浴場までの海岸線に沿って「和歌の浦遊歩道」があります。
和歌の浦遊歩道沿いは、このように透明度が高く美しい海岸が続きます。
下田海浜ホテル
和歌の浦遊歩道の終点付近に、伊東園ホテルグループの「下田海浜ホテル」があります。
鍋田浜海水浴場
下田海浜ホテルの目の前が鍋田浜海水浴場で、夏には磯遊びやシュノーケリングを楽しめそうです。
昭和湯
ペリーロードの起点となる澤村邸からほど近いところにある、天然温泉の銭湯「昭和湯」です。
営業時間は9:00~20:30で、料金は大人400円、小学生160円です。
湯船は大人4~5人が入れる広さです。
源泉の温度(55度)が高いため温度調節の加水はしていますが、加温、循環、ろ過は行わない源泉を楽しめます。
感想
下田伊東園ホテルはな岬は、1年365日土曜も休前日も1人8,100円で泊まることができ、しかも1人で利用する場合でも同じ料金です。
夕食・朝食共にバイキングで、夕食時はアルコールが飲み放題など、とてもリーズナブルだと思います。
ホテルまで直行バスを利用すれば、交通費も往復3,000円で済みます。
しかも、今回のように時期によっては往復の直行バスが無料になるので、8,100円プラス入湯税130円の合計8,230円で、下田まで行って温泉に入り観光することができます。
部屋の調度類のメンテナンスがあまりされていな感じがしましたが、この値段であれば納得できます。
夏には、下田のもう一つの伊東園ホテル「下田海浜ホテル」に泊まり、ホテルの目の前の鍋田浜海水浴場で素潜りを楽しみたいと思います。
伊東園ホテルグループの44のホテルをすべて巡ることを考えています。