ホテル四季彩(伊東園ホテル)
今回は、東京に最も近い湯河原の伊東園「ホテル四季彩」に行ってきました。
伊東園ホテル直行バス
ホテル四季彩の宿泊予約をインターネットで行った後、ホテル四季彩に電話をして、伊東園ホテル直行バスを予約します。
伊東園ホテル直行バスの予約が完了すると、ホテル四季彩から、「伊東園ホテル直行バスのご案内」が送られてきます。
上野駅公園口に8:45集合、9:00出発(ホテル四季彩到着11:00予定)です。
伊東園ホテル直行バスの乗り場は、上野駅公園口に向かって左側に進みます。
「Times」レンタカーを通り過ぎます。
大きな駐車場がありますが、乗り場はこの先です。
この横断歩道を渡った先の駐車場が、伊東園ホテル直行バスの乗り場です。左側の寛永寺輪王殿の立て看板が目印です。
伊東園ホテル直行バスの乗車口に、行き先が掲示されています。
ホテル四季彩は、伊東にある伊東園ホテル本館、別館、松川館に行く人と同じバスです。
運転手さんが受付を行うので、名前を告げてバスに乗ります。
9:00に出発して、途中10:00過ぎに平塚のSAでトイレ休憩を取ります。
ホテル四季彩(伊藤園ホテル)
11:00頃にホテル四季彩に到着し、フロントで受付を済ませます。
部屋にチェックインできるのは13:00頃とのことで、それまでは各自で過ごします。
チェックインの手続き時に渡されるホテル四季彩の利用案内です。
夕食・朝食の食事券も渡されます。
夕食 | 17:20~18:50 19:20~20:50 |
朝食 | 7:30~9:00 |
夕食(バイキング)の時間は、完全入れ替えの2交代制になっています。
浴衣は、フロントのそばの浴衣コーナーで、各自気に入った浴衣を選ぶようになっています。
お子様用の浴衣コーナーもあります。
ホテルのロビーです。帰りのバスを待つ時に、利用する人が多いです。
ホテル四季彩(伊藤園ホテル)の部屋
今回の部屋です。
申し込む際に小窓タイプの部屋となっていて宿泊費も通常(8,100円)より安い設定(7,170円)だったのでどんな部屋なのか興味があったのですが、いわゆるビジネスホテルという感じです。
ベッドの奥に小窓が1つ付いているだけなので、日中でも明かりが必要です。
TV、リクライニングチェアー、冷蔵庫、ポットなどです。このリクライニングチェアーは、リラックスできてよかったです。
クロークの中に、丹前やバスタオルが置いてあります。
ユニットバス、トイレ、洗面台です。
ホテル四季彩(伊藤園ホテル)の大浴場
男性 | 女性 | |
橘の湯 | 14時~24時 土日は15時~ |
5時~11時 |
椿の湯 | 5時~11時 | 14時~24時 土日は15時~ |
大浴場は男女入れ替え制です。
冷水器があります。
温泉成分に関する掲示がありますが、「加水」、「加温」、「循環」、「消毒」のすべてを行っています。
脱衣所です。
化粧コーナーです。
洗い場です。
ボディソープ、シャンプー、リンスです。
洗顔用のコラーゲンなどもあります。
浴槽です。
落ち着きのある佇まいです。
こちらは、大浴場の近くの待合用ロビーです。
ホテル四季彩(伊藤園ホテル)の夕食バイキング
夕食バイキングの会場です。
無料のアルコールドリンクコーナーです。
生ビールは、アサヒのスーパードライです。
生ビールのほかに、焼酎、ウィスキー、日本酒などが用意されています。
紅ズワイ蟹食べ放題&焼津産かつおフェアが開催されていました。
焼津産かつおのたたきやちらし寿司です。
かつおのお刺身です。
おそばと付け合わせの天ぷらです。
ひとまず、乾杯。お疲れ様! 🙂
食後のデザートコーナーです。
プリンやプチシュークリーム、くずもち、パイナップルなどがあります。
アイスは、バニラとストロベリーがあります。
売店です。
ホテル四季彩(伊藤園ホテル)の無料カラオケ
ホテル四季彩には、無料カラオケがたくさんあります。
無料カラオケコーナーの中です。
無料のカラオケ休憩室です。
無料のカラオケ休憩室の中です。
もう一つの無料カラオケ休憩室です。
こちらは座敷です。
無料のマージャン卓です。
マージャン卓の利用方法が掲示されています。
無料の卓球コーナーです。
ホテル四季彩(伊藤園ホテル)の朝食バイキング
朝食バイキングも夕食会場と同じ場所で、7:30~9:00までです。
シラス大根など。
鮭とアジの焼き魚です。
朝のデザートは、グレープフルーツです。
ご飯は多めにして、いただきます。 🙂
ホテル四季彩(伊藤園ホテル)周辺の観光スポット
城願寺
湯河原の駅の近くに「城願寺」というお寺があります。
石橋山の合戦に敗れた源頼朝を、大庭景親の軍勢から守った土肥次郎実平の菩提寺だそうです。
境内には「頼朝七騎」の木彫り像を安置する七騎堂があります。
また、城願寺のビャクシン(推定樹齢800年)は、天然記念部に指定されています。
湯河原の2.26事件
昭和11年2月26日に、日本近代史上未曾有のクーデター未遂事件「2・26事件」が起こりましたが、東京以外で唯一の現場が湯河原の「光風荘」です。
老舗旅館伊東屋の元別館「光風荘」には、前内大臣の牧野伸顕伯爵が静養のため家族、使用人とともに滞在していました。天皇側近として国政の中枢にあり、リベラルな考え方で政・官・財界に影響力を持っていた牧野伯爵は、急進的な青年将校たちに、天皇の判断を誤らせる「君側の奸」とみなされて襲撃の対象となりました。
2月26日早朝、東京から雪の湯河原についた河野大尉以下8名の別動隊は「光風荘」を急襲、当直の護衛官・皆川巡査と銃撃戦のあと光風荘を放火炎上させました。
牧野伯爵は地元消防団員らの活躍で脱出に成功しましたが、護衛官の皆川巡査は死亡しました。
「光風荘」は、土・日・祝日の午前10:00~15:00まで、無料で見学できます。ボランティアの方が当時の状況を詳しく教えてくれます。
万葉公園
ホテル四季彩から歩いて20分ほどのところにある、湯河原では一番の観光スポットです。
サルにエサをあげないでくださいという立て看板があります。
この辺にも野生のサルがいるんですね。
文学の小径と書かれた石碑の横のトンネルをくぐると、
目の前に滝が見えます。
ここから文学の小径がはじまります。
清流に沿って、遊歩道が続きます。
万葉公園内にある湯権現熊野神社の手水は、源泉です。
共同浴場「まままねの湯」
万葉公園からさらに奥湯河原に向かう途中に、共同浴場「ままねの湯」があります。案内が出ていますが、細い道をはいった奥なのでわかりづらいかもしれません。
入浴時間は、8:00~20:00までで、1回200円です。
蛇口をひねると81.3℃の源泉が注がれますが、熱いので水で温度を下げる人も多いようです。
「加水」、「加温」、「循環」、「消毒剤の使用」のいずれも行っていない本物の温泉です。
ままねの湯に行く途中で見つけたレトロな温泉宿です。
だるま滝
ままねの湯から更に奥湯河原方面に向かうと、「だるま滝」があります。
岩肌を流れ落ちる水の様子が、正面から見た達磨大師の姿を彷彿させることから、「だるま滝」と名付けられたそうです。
不動滝
だるま滝から更に、奥湯河原方面に向かうと、「不動滝」があります。
湯河原五大滝(白雲の滝、清水の滝、五段の滝、だるま滝、不動滝)の一つで、不動滝の由来は滝つぼほとりに不動明王を祀ることからだそうです。
なお、不動滝は、夏目漱石の最後の小説「明暗」で湯河原が舞台になり、不動滝を散策する話が出てきます。
夏目漱石自身も温泉旅館「天野屋」に逗留し、静養や執筆活動を続けたそうです。
不動滝に向かって、右手の階段を上がっていくと、出世大黒尊があります。
ホテル四季彩(伊藤園ホテル)の感想
首都圏から一番近いホテル四季彩(伊藤園ホテル)は、直行バスを利用して片道2時間で行くことができ、無料カラオケなどの施設も充実しているので、子供連れなどでも楽しめると思います。
ただ、今回泊まった部屋はビジネスホテル風だったので、あまり部屋でくつろぐという気にはなりませんでした。
また、私のように温泉が目的の者にとっては、せっかくの湯河原の温泉を循環させているので、物足りなさを感じました。
部屋に高級感があり、源泉かけ流しの松川館のほうが、良よかったかなあ。
部屋のグレードが低い分、料金は税込みで7,170円、往復の直行バス代も本来2,500円のところ無料でしたので、価格面では大満足でした。